おはよう御座います。2代目北垣 学です。
丹後は、春から夏にかけオコゼが水揚げされます。
夏のフグとも称されるほど、身質はフグに似ています。
そのオコゼを使ったフルコースのプランが御座います。
見た目はごつい顔をしていますが、味は繊細で澄んだ味です。
背ビレは毒を持っていますので、調理は特に気を付けないと
いけません。捨てる所はこの背ビレだけで後は全て召し上がって
頂けます。
オコゼの部位のご紹介
- 上身
- 皮
- とうとうみ(皮と上身の間にある身)
- 胃袋
- 肝
- 鰓(えら)
- カマ
それぞれ違う味、食感を楽しんで頂けます。
お造りは薄造りにし、自家製ポン酢、土佐醤油、煎り酒(お酒に梅の味と香り)
などで召し上がって下さい。胃袋、肝、とうとうみ、皮も美味しいですよ。
酒蒸しはオコゼから本当に繊細で澄んだ良い出汁が出ます。是非この繊細な出汁を飲みほして下さい。
この出汁の味でオコゼが持つ旨味を感じて頂けます。
定番の唐揚げは、一夜干しにしてから揚げますので骨やえらをバリバリと食べ下さい。
ご飯は、昆布締めにし押し寿司に、このご飯の身をとる時に出たアラは
赤出汁で召し上がって頂きます。
お造りの時に出るアラは、朝食のお味噌汁でお出し致します。
ご紹介した通り、使う魚はオコゼのみ!です。
1匹の魚でも調理法によって味がまったく違います。
この機会に一度ご賞味下さいませ。
オコゼのプランは、7月12日までとなっております。